自己紹介

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ひとり旅が好きで国内47都道府県を制覇。数年前に広告会社を早期退職後ぷらぷらしながら行った国。中華人民共和国、中華民国台湾、ラオス、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、モンテネグロ、アルバニア、ギリシャ(コルフ島だけ)等。地元の人が食べるものを食べ、美術館を見るのが良いですね!映画に関しては、やはり映画が必要とされていた黄金期の邦画が好き。溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男、木下恵介、渋谷実、山本薩夫、新藤兼人、増村保造、森一生、三隅研次、久松静児等。 浦島太郎状態で迎えた2011.3.11 自分にできる事は少なく、考えた末除染作業に参加。しかし除染作業も一時中断し、瓦礫撤去作業と考え宮城へ来てみるが瓦礫撤去作業も一段落したようで…

2011年10月18日火曜日

独自の文化香る 沖縄県立博物館・美術館

設計 石本建築事務所・二基建築設計室(JV)

博物館と美術館が一体化した複合ミュージアム

沖縄県那覇市おもしろまち3丁目1番1号

モノレールおもしろまち駅から徒歩約10分


←沖良部島から移築された高倉(穀物貯蔵)
   博物館中庭の屋外展示スペース 


地上4階地下1階の建物を囲む白い外観は沖縄グスク(城)の傾斜を模倣した。沖縄で一般的だった穴明きブロックを琉球石灰岩と海砂と白セメントを混ぜ合わせたプレキャストコンクリートで再現されている。                                           

 営業時間
9時~18時(入館は17時30分迄)
金・土は9時~20時(入館は19時30分迄)

休館日は毎週月曜日、当日が祝日の場合は翌日休館
              
屋外にもモニュメント作品


ゴヤ・フリオ 作
 「太陽と月のロマンス(Romace de sol y luna)」



美術館(コレクション展)
一般300円 高校・大学生200円 小中学生(県外100円・県内無料)

沖縄にゆかりのある作家。特に近現代美術を中心に展示。さらに日本、アジア諸国、アメリカの現代美術を中心に絵画、彫刻、建築、工芸、書、文学、音楽、舞踊、など多岐にわたって紹介。


博物館(常設展)
一般400円 高校・大学生250円 小中学生(県外150円・県内無料) 

総合展示と専門分野ごとの部門展示からなり、沖縄の自然、文化、歴史までを「海洋性」と「島嶼性」の観点から理解しやすく説明しています。

  
明るく開放的なエントランスホール。博物館(濃紺)と美術館(臙脂色)の入り口が向かい合っている。2階部分は吹き抜けになっています。

  
1階にミュージアムショップ。3階にカフェが併設されています。 


アートを感じさせる天窓。                          

沖縄へは何度か訪れていますが、驚いたことがあります。ひとつは海の青さ。以前、アルバニアとギリシャのイオニア海に行った時に知り合ったベルギー人が、世界でもっとも美しい海と説明してくれましたが、沖縄の海を見たら彼女も考えを変えると思います。

ふたつめは在日米軍基地の多さ。この沖縄県立博物館・美術館の土地も以前は米軍基地だったそうです。返還され、新副都心の再開発の中心になっているようです。いろいろな課題を抱えているようですが。

地政学上沖縄が重要な場所に位置してあるのは理解出来ますが、在日米軍基地が沖縄だけにこれほど偏重されているのはやはり異常過ぎることだと思います。最低限は自国の軍隊で国防を担い、第二次世界大戦終了後も延々と続く占領下状態は正すべき時期かも知りません。

余談ですが、沖縄にはグスク(城)跡が沢山あり、城好きマニアには堪りません。
                                                                        















































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