自己紹介

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ひとり旅が好きで国内47都道府県を制覇。数年前に広告会社を早期退職後ぷらぷらしながら行った国。中華人民共和国、中華民国台湾、ラオス、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、モンテネグロ、アルバニア、ギリシャ(コルフ島だけ)等。地元の人が食べるものを食べ、美術館を見るのが良いですね!映画に関しては、やはり映画が必要とされていた黄金期の邦画が好き。溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男、木下恵介、渋谷実、山本薩夫、新藤兼人、増村保造、森一生、三隅研次、久松静児等。 浦島太郎状態で迎えた2011.3.11 自分にできる事は少なく、考えた末除染作業に参加。しかし除染作業も一時中断し、瓦礫撤去作業と考え宮城へ来てみるが瓦礫撤去作業も一段落したようで…

2011年10月20日木曜日

文豪の住まい  夏目漱石内坪井旧居

設計者不詳

熊本県熊本市内坪内町4-22

熊本周遊バス「しろめぐる」壺井橋バ停下車徒歩約5分
開館 9時30分~16時30分
休館 毎週月曜日(祝日の場合は翌日休館)
料金 高校生以上200円 小中学生100円
(65歳以上及び市内の小中学生は無料)



ご存知文豪漱石の五高(現熊本大学)教授時代の熊本市内での邸宅。

1899年5月31日長女筆子誕生。

「安々と海鼠の如き子を生めり」と誕生の喜びを詠んでいます。
    ←漱石の句碑



長女筆子が産湯を使った井戸。


「筆子」の命名は鏡子夫人の字が上手な子ににしてあげたいという願いを漱石が聞きいれ名付けたそうです。








展示室には直筆原稿、五高時代の写真、草枕絵巻等を展示。また漱石作品の外国語版表紙も見ることも出来ます。
わたしは、数ある作品の中で「それから」「門」」「こころ」などが特に好きです。
絶筆になった「明暗」も主人公の痔の話から展開するストーリも漱石が痔で苦しんだ経緯を知ると興味深いものがあります。

敷地1,434㎡・建物232㎡の五番目に移り住んだこの家が漱石夫妻は気に入っていたようです。

4年3ヶ月の熊本の生活に別れを告げ漱石は単身イギリスへ留学するわけですが…

あちらでも何度も下宿を替えたようです。




熊本の焼酎は近県の鹿児島、宮崎の芋とは違い球磨地方の米焼酎酎が有名です。江戸時代からこの地方ではお米が沢山採れて焼酎をつくっていたそうです。




熊本といえばやはり馬刺し、辛子蓮根、高菜めし、だご汁が有名です。他には秋茄子の田楽、一文字(ワケギ)ぐるぐる、馬肉の陶板焼きがセットの「熊本御膳」を頂きました。






最後に隠れた熊本名物の太平燕(タイピーエン)。鶏がらスープに白菜、人参、豚肉、烏賊、海老、蒲鉾、玉子等の具沢山の春雨スープ。







前日食べた熊本ラーメン。

余談ですが、この時の訪問目的は熊本城の本丸御殿完成のニュースを耳にして二度目の熊本でした。

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