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ひとり旅が好きで国内47都道府県を制覇。数年前に広告会社を早期退職後ぷらぷらしながら行った国。中華人民共和国、中華民国台湾、ラオス、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、モンテネグロ、アルバニア、ギリシャ(コルフ島だけ)等。地元の人が食べるものを食べ、美術館を見るのが良いですね!映画に関しては、やはり映画が必要とされていた黄金期の邦画が好き。溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男、木下恵介、渋谷実、山本薩夫、新藤兼人、増村保造、森一生、三隅研次、久松静児等。 浦島太郎状態で迎えた2011.3.11 自分にできる事は少なく、考えた末除染作業に参加。しかし除染作業も一時中断し、瓦礫撤去作業と考え宮城へ来てみるが瓦礫撤去作業も一段落したようで…

2011年10月23日日曜日

ある意味ミュージアム 宮崎県庁舎

設計者 置塩章

宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

東国原前知事時代に、知名度では全国区になった宮崎県。このネオ・ゴシック様式の本館庁舎二代目が県庁舎として国内で4番目に古い建物だそうで1932年竣工。
一番でもなく二番でもなく、三番でもなく四番目というのがご愛嬌です。因みに上位は、大阪、神奈川、愛媛と続きます。

私が宮崎を訪れたのは2度ですが、2回目は前知事の時代で、県庁舎にも沢山の見学者が並んでいました。2009年見学者が100万人突破。
今はどうなんでしょう?

宮崎市は明治新政府になってから新たに作られた県庁所在地のようです。九州でも城下町以外の県都があるのは長崎市とここ宮崎市だけだそうです。
                                                            

特に宮崎県は延岡藩、高鍋藩、飫肥藩、薩摩藩、佐土原藩、天領と県内が複雑に分かれていたために、明治になってからも幾つもの県に別れ、合従連衡を繰りかえし、一時は鹿児島県に吸収されて、1883年に再県された事情を持ちます。第二の規模の市である都城市は江戸時代は薩摩藩(鹿児島県)のまちでした。




そんなことから県の中心部であった当時辺境の地であったこの場所に敢えて県都を作った意図があったようです。




庁舎の中の構造も特徴があり、船内にいるような錯覚に陥ります。

窓枠のデザインの美しさに見蕩れてしまいました。

宮崎のイメージは南国日南海岸。
子供の頃は新婚旅行のメッカ。
青島神社へ参拝に行く読売ジャイアンツの選手。神話の里の高千穂峡…

城好きの私は飫肥城下と綾城がお勧めです。

余談ですが、宮崎県も、うれしいうどん文化圏です。以前訪問した時は春季キャンプで訪れるジャイアンツの選手が来るという釜揚げの重乃井へ伺いましたが、今回はなんとJR宮崎駅フレスタ内にある三角茶屋豊吉うどんへ参りました。

地元では有名な老舗のうどん屋さんのようです。




先代(創業者)の主人のプロフィールが飾っております。
人柄が良さそうなおじいさんに見えます。

文豪川端康成の小説「たまゆら」の中にも登場したらしいです?
宮崎が新婚旅行のメッカに一時期なった要因はこの川端康成がNHK朝の連続テレビ小説のために書いた「たまゆら」が放送されたのが影響したようです。小説とドラマは別物のようですが。


この日頂いたのはごぼう天うどん。なんと290円。
このJR宮崎駅店が数店舗ある中で価格が一番お安いようです。








前日に頂いたわかめうどん&おいなりさん。

なんと290円+60円=350円

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