設計者 中村興資平
愛知県豊橋市八丁目通二丁目22番地
1931年竣工。鉄筋コンクリート三階建て大ホール/客席601席(2階469席/3階132席)当初は1005席
外観はロマネスク様式をベースに、四羽ずつの鷲が見守る左右二対の半円形ドームはモザイクタイルでイスラム風建築をも彷彿させるユニークな公会堂。
幾分権威的な意匠は歩兵第18連隊があった軍都豊橋の象徴としての役割があったのかも知れません。
学生時代4年間名古屋市に住んでいたのですが、豊橋をちゃんとした形で訪れたのはこの時が初めてでした。当初の目的は吉田城訪問の予定が日曜日以外は見学不可能で予定変更。
豊橋空襲でも焼け落ちることなくずっと豊橋のまちを見守り続けた鷲たち。
豊橋公会堂の変遷
1931年 竣工
1945年 市役所の機能が移転1948年 中央公民館として
1969年 市民窓口センタとして
1980年 再び公会堂として
現在 国の登録有形文化財
ここに建つ二羽の鷲は1931年(昭和6年)公会堂建設当時のものです。ずっと豊橋のまちを見守り続けてきました。鷲たちの翼を広げる雄々しいその姿を公会堂のシンボルとして残していくつもりであります。
平成14年2月
とプレートに記されています。
エントランスの壁面は一部幾何学模様のモザイクタイル貼り。
愛知県もやはり、尾張地方(名古屋市含む)と三河地方(岡崎・豊橋等)と文化圏が違います。境川が境界線。言葉もかなり違うように聞こえます。
さらに三河も、西三河、東三河では微妙にまた違いがあるように思われます。豊橋は東三河の中心都市。生活圏はお隣の県の静岡の浜松市に近いようです。
毎週日曜10時~15時一般見学可能 |
愛知県豊橋市今橋町豊橋公園内
築城者:牧野古白 主な改修者:池田輝政
築城年:1505年
廃城年:1871年
天守構造:なし
遺構:石垣。土塁、堀
再建造物:模擬鉄櫓
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